RTA in Japanにスピードは求められていない

では何が求められているのか。
(この記事はRTA走者でもないRTA in Japanの一視聴者の一意見です。)

 

RTA in Japanって?

RTA in Japanは、日本で開く大規模RTAイベントです。RTAプレイヤーが一堂に会し、それぞれの持ちゲームを代わる代わるRTAとしてプレイします。 夏に『RTA in Japan Summer』を、冬に『RTA in Japan Winter』を開催しています。*1

イベント自体は2016年より毎年開催されており、現在では同接最大60,000人を誇る一大イベントとなっている。

 

RTAなのにスピードが求められていないってどういう意味?

RTAとは皆様ご存じの通りReal Time Attackの略称であり、海外ではSpeedrunと呼ばれている。その名の通り、本来であればスピードとは切っても切り離せないもので、求められるべきものである。

しかし、「RTA in Japan」はイベントであり、エンターテインメント性が強く求められるために、速いけど面白くないという事象はあまり好ましくない。
ミスした際にリセットをせずにリカバリーのテクニックを見せるというのもイベントならではだろう。

前置きはこれくらいにして早速本題に入ろうと思う。

 

RTA in Japanに求めるもの

喋るスキル

RTA in Japanの配信形式を大きく二分すると、①走者と解説を兼任している、②走者と解説が分かれている、に分けられる。これは解説という要素に走者と同じくらい重きを置いているということだろう。

その中で解説に求められる要素とは何か。喋りの上手さである。走者のプレイを初見の視聴者に分かるよう説明しつつ、アクシデントが起きた際にはフォローをし、解説することがない場面では走者やゲームに関する知識を放り込んでいく。考えただけで大変な作業である。

走者が解説を兼任している場合は、解説とリアクション、操作を一手に担っているため、解説に対するハードルはある程度低い。解説よりもリアクションでおもしろさを発揮している走者も少なくない。

 

アクシデントへの対応

RTA in Japanの最も大きな見どころと言っても過言ではない。スピードは求められていないとは述べたものの、各ゲームには予定タイムが設定されているため、それを超過することは望ましくない。

その中でどういったリカバリーをしていくのかは走者を腕の見せ所だろう。戻し作業の際に同じ解説をするわけにはいかないので仕入れてきた知識やネタを喋るという意味では解説の腕の見せ所でもある。

 

仲の良さ

これは走者と解説が別々の時のみに言えることで、せっかくゲーム自体のポテンシャルや走者の走りなどが良いものであるのに、走者と解説の仲が悪いと台無しである。

特に並走形式の放送の際に解説が走者を煽るなどといったことは好ましくなく、それが身内では許容されていても、視聴者への印象が悪くなっては元も子もない。

走者と解説間の不和により走ることが叶わなかった事例もあるので、ある意味これは一番重要かもしれない。

 

ミームを生み出すポテンシャル

RTA in Japanの花形と言っていいのが「ミーム」の存在である。平たく言えばあるゲームで生まれた言葉がイベント内全体を通して広く使われることである(「デメる」なんかはその代表格)。

これは主にバカゲーを中心として広がることが多く、今ではそういったゲームの存在は欠かせないものとなっている。アーカイブを見ることではその面白さはあまり感じられないと思うので是非配信をリアタイ視聴していただき、ミームの生まれる瞬間を見届けてほしい。

 

最後に

今年のRTA in Japan Winter 2022は12月26日から12月31日の6日間、東京のnote placeにて開催されます!もちろんTwitchによるミラーリングTwitch及びYouTubeによるアーカイブの配信もあるので年末の楽しみにしましょう!

また、最初にも述べたようにこの記事は私の意見交じりっけなしの100%で構成されておりますので、「俺は○○を求めてる」や「この意見はどうかと思う」などあればコメント等いただけるとありがたいです。

 

おまけ:おすすめの動画

せっかくなので、こんな意見を持っている私が好きなアーカイブを紹介する(順不同)。

スーパーマリオオデッセイ-RTA in Japan 3

私が初めてこのイベントを知ったきっかけとなった動画である。このゲームはプレイ人口が多い上に、派手なショートカットが多くスゴさが分かりやすいため、一本目の動画として最適だと思う。ぜひ自分がプレイしていた時のことを思い出しながら視聴してほしい。

RTA in Japan Summer 2022では違う方が更にブラッシュアップされたルートで走っているため、そちらも続けて見るとルート構築の進化を見ることができる。

youtu.be

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スーパーモンキーボールデラックス-RTA in Japan 2019

いわゆるスーパープレイを見たいという方にはこれ。走者と解説を兼任しているのにもかかわらず絶え間なく繰り出される解説とポーズを利用したフレーム技の応酬は見ていて飽きない。こういった場で披露することに慣れているためか配信中に自撮りをするなど見せ場を作ることもうまい。

走者のゆとりんさんは他の動画での解説や走者もされているので気に入られた方はぜひ他の動画を見てみてください。

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魔界村駅伝リレー-RTA in Japan Winter 2021

RTA in Japanでは珍しいリレー形式の枠で、解説が2名、走者が5名と非常に多い。魔界村というゲームの都合上2周することは必須ではあるものの、1週目はルートの解説、2週目は小ネタや走者、ゲームの雑談を解説2名の掛け合いで面白おかしく解説してくれるため、2時間という長さを感じさせないほど濃密。

解説者のY's(ワイズ)さんは解説するゲームに対してのリサーチが深く、解説するゲーム全てを面白く解説してくれる方だと思います。

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ドラゴンクエストモンスターズ1・2 テリーのワンダーランド-RTA in Japan Online 2

走者と解説の仲の良さが存分に表れているのがこれ。走者と解説が楽しそうに話しながら進めていく様は、さながら友達の家で一緒にゲームをしているような気分になれます。RTAに必要なダジャレ成分もあります。

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その他

これら以外にもたくさん紹介したいのですが、キリがないのでこれぐらいにしておきます。他にもスピンスさん、後頭部さん、すないぬさんなどおもしろい走者・解説の方は無数にいますので、ぜひお気に入りの走者・解説の方を見つけてみてください。

*1:RTA in Japan 公式サイトから引用

第7の間を三日月宗近で攻略するあなたに向けて【モンスト】【天魔の孤城】

挑戦する前に

三日月宗近を用いた攻略はホーミングのムラが生死に直結するため、試行回数が多くなることが予想されます。
巡ってきたチャンスをモノにするために、できるだけのことはしておきましょう。

①紋章
対水、対弱があれば十分。

②モンスポット
運技>対木>その他

③わくわくの実
友撃>将兵>ケガ減り>加撃>その他
HP減少攻撃は受けたダメージに依存するためケガ減りは有用。

④お助けアイテム
ゲージアイテム以外は使っておく方が良い。

⑤時間
あればあるほど良い。

※各BATTLEある程度敵の行動をまとめていますが、怒り状態が統一されていないダメージを書いているので、必ずしも同じダメージにはなりません。
画面上の数字はペア、弱点の移動の順番、呼び出しの順番のいずれかを表しています。

BATTLE1

BATTLE1は3手で抜けるのが理想。
⇒BATTLE2の初手(4手目)でヤディアに挟まりに行きたいため。

1手目⇒横上がりで友情を拾いつつヤディアを毒状態にし、はやリンを倒す。
※はやリンの弱点を貫かないと弱点が移動せずボスが削れないため注意。
2手目⇒はやリンを倒して友情を拾う。
3手目⇒同上

3手で抜けられない場合は4手目で抜けず、だらだらしていく方が良いかも。

BATTLE2

友情コンボの削りのみでは突破することが難しいので積極的にヤディアとの間に挟まりに行くことを意識。転送壁の出口に味方が集まっている場合はフォローも効く。

4手目⇒セレナーデを拾いつつ反射化してヤディアの間に挟まりに行く。
(※BATTLE1を2手抜けした場合は3手目、4手目共に挟まりに行くことも可能。)
以降ははやリンを倒しつつ友情を拾う。

BATTLE3

敵が多いとホーミングが分散してしまうため、アクアドラゴンは処理する。
バハムートの弱点を移動させると処理しやすい。

BATTLE4

はやリンを倒して友情を拾う。
ダメージを稼ぐためにヤディアは毒状態にする。
毒フレアが届かない場合はSSも視野に。

BATTLE5

アクアドラゴンを処理するために、浦島太郎の弱点は移動させる。
転送壁の出口と浦島太郎の弱点が直線上にあるため、縦にはじくと弱点を貫くことができ、ダメージを稼ぎやすい。

BATTLE6

はやリンを倒しつつ、ヤディアを毒状態にし、ホーミングを誘発する。
(※はやリンの弱点を貫くようにはじく)
バハムートとアクアドラゴンのグループはホーミングが分散するため、アクアドラゴンは処理する。左上角、右上角にいる場合は撃種変化パネルを経由してバハムートの間に挟まることも可能。

最後に

ここまで閲覧いただきありがとうございました。
コメント等残していただけると励みになります。
この記事を読んでいただいた方が、第7の間をクリアできるよう祈っております。